About 六点王字体験版
六点王字の体験版です。点字を利用して文字を入力します。およそ全ての文字を入力できます。点字の知識がなくとも対応表を見ながら入
力できます。独自のエディター内のみで入力可能です。仕様の詳細はドキュメント (http://enjoy1.bb-east.ne.jp/~ucgroup/m_index.html)
をご確認ください。
※初回起動時は辞書データ (約 11 MB) の展開に 20 秒程要する場合があります。
[入力モード]
デフォルトは情報処理用点字モードです。特定の前置符を入力することで情報処理用点字モードから、日本語点字表記法モードや六点漢字
モードへ移行します。
[点ボード]
点字の各点に対応した入力部をフリックすると緑色に光り、指を離すと 1 マス分が入力されます。
点を光らせずに指を離すとマス空けが入力されます。
[入力履歴]
左側には現在有効な前置符や前置点がオレンジの点字として左詰めで表示され、最大 32 マス分入力できます。
右側には入力した点字の履歴が緑の点字として右詰めで表示され、直近の 32 マス分が保持されます。
[点字と文字の対応表]
左側には各入力モードで固有の表が 1 つ表示されます。右側には入力した前置符や前置点によって、次に入力可能な点字の候補が表示され
ます。
オレンジの点字は前置符または前置点など前もって入力が必要な点字です。緑の点字は入力対象の文字を決定する点字です。灰色の点字は
入力済みの点字を表しています。「□」はマス空け、「~」は任意の点字を表しています。
[ファンクションポイント]
ファンクションポイント( 2 つのひし形マーク)を利用した特定のフリック軌跡によって補助的な機能を実装しています。本機能は点字の
入力規則にはありません。対応表左の最下位に、入力可能な機能とフリック軌跡の順序を記載した一覧表があります。初回にファンクション
ポイントをフリックするとバイブレーションで通知します。
F2:カーソルを 1 文字左へ移動。
F3:カーソルを 1 文字右へ移動。
F5:バックスペース。
F6:改行 1。
F7:改行 2(前置点も解除)。
F8:前置符や前置点を強制解除し、各入力モードの初期状態へ戻します。
F9:半角スペース。
F10:対応表右の表示/非表示を切り替えます。
F11:[情報処理用点字専用] 大文字基本表記に移行します。
F12:[情報処理用点字専用] 小文字基本表記に移行します。
F13:[情報処理用点字専用] ナチュラル表記に移行します。
F14:[情報処理用点字専用] 入力履歴右を判読不能にします。同じ手順で解除されます。
[入力補助]
入力補助は六点漢字入力モードのみで機能します。入力した文字は内部の情報としてスタックされ、スタックされた平仮名を漢字等に変換
することができます。スタックされた平仮名に対応する単語が本アプリの辞書にある場合は変換候補が対応表右に表示されます。目的の単語
をタップすることで変換できます。
[情報処理用点字 入力モード]
本アプリのデフォルトの入力モードは情報処理用点字のナチュラル表記です。すべて半角です。入力規則は情報処理用点字に従います。フ
ァンクションポイントを利用して大文字基本表記や小文字基本表記に移行することも可能です。
次の点字は未実装です。行継続符・間隔記号・否定記号・画面表示の囲み線・キー類を記すときの点字記号。
[日本語点字表記法 入力モード]
情報処理用点字モードから移行します。外国語引用符 (外引符) で囲まれた文字は半角、それ以外は全角です。仮名はすべて片仮名です。
入力規則は日本語点字表記法に従います。
次の点字は未実装です。ヰとヱ・第 1 指示符・第 2 指示符・第 3 指示符・発音記号符・第 1 ストレス符・第 2 ストレス符・点訳者挿入
符・第 1 段落挿入符・第 2 段落挿入符・第 2 つなぎ符・第 1 小見出し符、第 2 小見出し符・第 2 星印・詩行符・二重詩行符・空欄符号
・イタリック符・二重イタリック符・アクセント符・レターサイン・終止符・英文記号の中の小数点・楽譜記号・単位記号・日本語文中の情
報処理記述・人名に用いられた「‐」や「=」のつなぎ符類・℃の単位。
[六点漢字 入力モード]
情報処理用点字モードから移行します。すべて全角です。入力規則は六点漢字に従います。
次の点字は未実装です。詩行符・二重詩行符・継続符・半角符・空欄符号・スペース記号・ヘクトパスカル・ファクシミリ・JISマーク・
JASマーク・文中注記符・傍点・アンダーライン・片カッコ・分数・発音記号。
対応表左の第 111 項目から第 215 項目(対応表左全体のおよそ下半分の領域)に、3 マス漢字用の音読みの一覧表があります。第 1 マス
と第 2 マスの音符号はこの一覧表を利用して入力することができます。第 2 マス目を入力すると対応表右に、指定した音読みの 3 マス漢字
がすべて表示されます。続けて第 3 マスを入力すると対象の漢字が出力され、同時に対応表右は初回の表示に戻ります。
音符号の第 2 マス目を入力すると対応表右に、指定した音読みの 3 マス漢字がすべて表示されます。この時、規則音符号の漢字の他に同
じ音読みに属する調整音符号の漢字もすべて表示されます。この表で検索した結果、対象の漢字を入力するためには第 1 マスと第 2 マスの
音符号を変更する必要が出てきた場合、一度マス空けを入力し前置点を解除してください。右の対応表は初回の表示へ戻らないため、再度目
的の漢字の音符号を入力することができます。