【ポケットマネーⅡ】現金、銀行口座、カードを管理 for Android
特徴は、財布、銀行口座、クレジットカードのそれぞれを好きなだけ作成出来るようにしました。例えば、買い物用の財布、レジャー用の財布というように予算に合わせて使い分けることができます。但し、クレジットカードのみ作成時に引落し用の銀行口座が必要である制限があります。
また、次のような連携ができます。銀行からお金を下ろして買い物に使うという場合、 「銀行からお金を引き出す」という取引入力時に振替先に「買い物財布」を指定すると、 取引登録と同時に自動的にお金が「買い物財布」に入ります。
クレジットカードの取引は支出のみ登録できます。それらの支出は銀行の引落し口座から支払う必要があります。 引き落とされる前の残額をクレジットカードの「支払い残高」と呼んでいます。「ポケットマネーⅡ」ではこの引落し処理を行う画面が準備されているので、定期的に引落し処理を行ってください。
ポケットマネーⅡはandroid版とWindows版があります。それらアプリはSQLiteというOSに依存しないDBファイルにデータ保存していますので、マイクロソフトのクラウドストレージOneDriveを介してデータを共有することができます。
$$ 用語 $$
『取引』
物の購入や支払い、銀行の振り込み・預け入れ、クレジットカードでの支払いなど、 日常で行っているお金に纏わるやりとりです。
『区分』
『取引』において「支出」か「収入」かのいずれかを指定します。財布、銀行口座などの対象からお金が出ていくのを「支出」、 入ってくるのは「収入」です。
『振替先』
二つの財布間、二つの銀行口座間、財布と銀行口座の間でお金の移動を行う時に使用します。 例えば銀行口座Aの『取引』で「支出」を選んで登録する際、 『振替先』に財布Bを指定した場合、銀行口座Aから支出された金額が、財布Bの収入として自動的に登録します。
『引落口座』
クレジットカードにおいてカードの支払いを決済する銀行口座。 クレジットカードを新規作成するときに必ず指定する必要があります。
『引落区分』
「済」と「未」の二つの状態があり、通常は「未」です。「済」はクレジットカードの『取引』 においてカードによる支払い登録と同時に『引落口座』から同時にその支払いを決済するときに指定します。
『残高』
財布・銀行口座の一覧に表示される『残高』の定義は次の通りです。
財布 ・・・ 収入合計から支出合計を差し引いた現金残高
銀行口座 ・・・ 収入合計から支出合計を差し引いた口座残高
クレジットカード ・・・ カードによる支払い合計から『引落し済』の分を差し引いた金額
『タグ』
『取引』で指定します。特定のイベント(例えば海外旅行)などを任意の『取引』に紐づけます。
集計やグラフで指定することで、指定したタグに関わる支出・収入の集計・グラフを見ることができます。
$$ 複数個の登録 $$
財布や銀行口座、クレジットカードそれぞれを好きなだけ作成することができます。 例えば、買い物用の財布、レジャー用の財布というように予算に合わせて使い分けることができます。
クレジットカードのみ作成時に引落し用の銀行口座が必要である制限があります。
$$ 連携機能 $$
また、次のような連携ができます。銀行からお金を下ろして買い物に使うという場合、 「銀行からお金を引き出す」という取引入力時に振替先に「買い物財布」を指定すると、 取引登録と同時に自動的にお金が「買い物財布」に入ります。
$$ 引落し機能 $$
クレジットカードの取引は支出のみ登録できます。それらの支出は銀行の引落し口座から支払う必要があります。 引き落とされる前の残額をクレジットカードの「支払い残高」と呼んでいます。
「ポケットマネー」ではこの引落し処理を行う画面が準備されているので、定期的に引落し処理を行ってください。
$$ 費目メンテナンス $$
費目は新しく追加したり、名称を変更することができます。ただし、データの整合性を保つため削除はできません。
また、『取引』などで表示される順序や表示の有無を指定することができます。
$$ WIndows版との連携 $$
ポケットマネーⅡでアンドロイド版との連携を行う方法を以下のとおりです。
■Windows側の設定
Windows側での設定はOneDriveを導入するだけです。一度導入作業が終わればPC内のファイル操作とほとんど何も変わらないので特になにもする必要はありません。共有したいDBファイルをOneDrive内のフォルダに保存するだけで結構です。
■アンドロイド側の設定
OneDriveアプリ(無料)をPlayストアからインストールしてください。
アンドロイド版のポケットマネーⅡで行う操作は「OneDriveへのアップロード」と「OneDriveからのダウンロード」の二つです。「OneDriveへのアップロード」はアンドロイド版のDBファイルをOneDriveへアップロードしてWindows版で利用できるようにすることです。一方、「OneDriveからのダウンロード」はOneDrive上に置かれたDBファイルをアンドロイドへダウンロードしてアプリに取り込む操作です。