広島の交通系ICカード Talker

交通系ICカードまたは電子マネーにかざすと、カードの種類と残額（ポイント）を読み上げます。
NFCタグにかざすと、テキストを読み上げます。

視覚に障がいのある方の利用を想定しています。

NFCに対応している端末（スマートフォン、タブレット）で動作します。
Android 2.3.3以降で動作しますが、Android 4.0以降での利用を推奨します。

前提アプリとして以下が必要です。

・広島の交通系ICカード Reader v1.3.0（以降）
設定→ICカードを検知して起動 をoffにしておくことを推奨します。

・日本語に対応した発声エンジン
KDDILABS Ｎ２ TTS など
テキスト読み上げの優先するエンジンに設定しておく必要があります。

・ユーザ補助機能「TalkBack」
Android 4.0以降はOS標準機能です。
Android 4.0以前の場合、アプリとしてインストールする必要があります。
なお、TalkBackは併用(on)を想定していますが、offでも利用できます。

本アプリは、ICカードやNFCタグを検知して自動起動しません。
アプリアイコンを選択して、アプリを起動した後、ICカードやNFCタグにかざして下さい。

本アプリは、縦位置（ポートレイト表示）固定で動作します。
横向きにしても、画面は回転しません。

本アプリに操作ボタンはありません。
アプリ起動後は、ICカードやNFCタグをかざすと読み上げます。
エラーメッセージ等も音声で読み上げ、ダイアログ等を表示することはありません。

OSの戻るボタンを選択すると、本アプリは終了します。

対応する交通系ICカードと電子マネーの種類は、前提アプリである
広島の交通系ICカード Reader （v1.3.0以降）に依存します。
v1.3.0は、以下に対応しています。

PASPY および 広銀PASPY
ICOCA および Suica、Kitaca、SMART ICOCA、PASPMO、nimoca、SUGOCAなど
IruCa、 ICい～カード、 SAPICA
nanaco、 WAON、 Edy
おサイフケータイ（モバイルSuica、モバイルい～カード、nanacoモバイル、モバイルWAON、Edyアプリ）

読み上げるNFCタグは、NDEFフォーマットのテキスト形式（well-known-type, "T"）で記録されたものです。※
既存のNFCタグ書き込みアプリの多くで、この形式によるテキスト書き込みが可能です。
（例 KDDI株式会社殿の「NFCタグリーダー」でWriting → Text で書き込み）

また、視覚に障がいのある方の利用を想定した「音声入力TagWriter」を公開予定です。
併せてご利用ください。

※スマートポスター形式（well-known-type, "Sp"）に含まれるテキストレコードも読み上げます。

ご参考 ： ユーザ補助機能（TalkBack）について

TalkBackがoffの場合、読み上げはICカードの種類、残額、終了メッセージだけです。
視覚に障がいのある方は、TalkBackをonにしてご利用ください。
画面操作全般が読み上げられます。

なお、Android 4.0以降では、TalkBackの設定で「タッチガイド」をon/offできます。
「タッチガイド」がonの場合、UI操作が一部変わります。
タップするとその項目を読み上げ、その後ダブルタップするとその項目が実行されます。
スクロールやスワイプ操作は、２本指でタッチして行います。