LogiMeasure ~ 倉庫作業 ~ for Android
どのような作業にどの程度の時間を要しているのかが把握しづらく、作業時間の計測が困難であり、同時に各作業に発生する費用を把握することも困難な環境であるといえます。
そのため倉庫の現場で作業時間を計測する場合、作業者へ一定の時間間隔で指定の用紙に記入を依頼し、最後に事務員が手入力などによりデータ化するといった対応が多く行われています。
このような対応は、用紙への記入漏れ、記入時間のロス、事務員の入力工数ロス、入力ミスなどの多数の問題を引き起こします。結果的に時間計測を行うことが面倒となり、実態に即した作業時間や作業生産性が取得されないケースが散見されます。
本アプリは作業時間計測の困難な物流現場で、一定の時間間隔で実際に行った作業を「正確かつ容易に計測できる仕組み」を提供します。
併せて、計測した結果を以下の「Webサーバへ送信・蓄積を行い、一括してダウンロードするための仕組み」も提供しています。
http://www.lean-logi.com/wp/
■想定されるユーザー
<倉庫運営企業>
・物流ABCのために作業時間の計測を行いたいと考えている企業。
・作業時間の計測を行いたいが、どのように行えばよいか分からず着手できていない企業。
・現行の作業計測の仕組みはコストや精度に問題があり、別の計測方法を見直したいと考えている企業。
・各作業の物流コストを把握したいと考えている企業。
・社内および他社との比較やベンチマーキングを行いたいと考えている企業。
<荷主企業>
・物流ABC等により支払物流コストが適正価格であるか検証したいと考えている企業。
・倉庫の生産性を高い精度で計測したいと考えている企業。
・倉庫運営企業と一緒に改善活動に取り組みたいと考えている企業。
・倉庫作業の指標について社内および他社との比較やベンチマーキングを行いたいと考えている企業。
<コンサル会社・コンサルタント>
・計測したデータを分析し、改善点を荷主や倉庫運営企業へ提案したいと考える企業または個人コンサルタント。
・本アプリをインストールしたAndroid端末を複数の企業に定期的にレンタル(月1回等)を行うことで定期診断サービスを提供したいと考える企業または個人コンサルタント。
・クライアントから物流ABCの調査を依頼されることが多い企業または個人コンサルタント。
■管理情報
・グループID:管理者毎に発行するID(ホームページより発行します。テスト利用も可能です)
・パスワード:Webサーバへデータ送信に必要となるパスワード
・ユーザーID:作業者単位で任意に設定できるID
■計測できる情報
・作業開始から終了までの計測回数の連番
・作業計測日(YYYY-MM-DD)
・作業計測時刻(時)
・作業計測時刻(分)
・アクティビティ(作業)を登録または更新した時刻
・アクティビティのID(アプリ側で固定している識別番号)
・アクティビティの名称
・アクティビティが属する業務分類区分(1:主体、2:付帯、3:不稼働、4:その他)
・業務分類の名称※(主体、付帯、不稼働、その他)
・計測時間間隔(設定した時間間隔:1分/5分/10分/15分/30分/60分より選択)
詳細は以下のマニュアルを参照ください。
http://www.lean-logi.com/wp/logimeasure/manual