みんなで読み解く漢字のなりたち３　人体からうまれた漢字

【もくじ】
はじめに

ページを「頁」と書くわけ
目を描いた絵がそのまま字になった
下を見る目は臣と書く
直とはまっすぐ見る目えること
古代の民衆は目を閉じていた
聖人は聞き上手
人はどんな時に口をあけるか
口の字はいろいろな意味で使われている
牙はもともと人間の歯のこと
人のウデもそのまま漢字になっている
人は手先で自然界を征服した
右手だけの絵も漢字に入っている
反はもち上がること、もどること
手を伸ばせばツメが見える
巴はつかむこと
一寸とは手先で示せる長さ
寺はちょっとだけ居る所
鬼ごっこのようにタッチをする手
モノをもつ手は何を意味するか
父は人ではなく手だった
合わせることはイネをにぎるようなこと
両手でにぎる絵
争はよい意味の字だった
もらうときは手から手へ
ゆるめばラクになる
叚はおおってかくすこと
足と正はほとんど同じ絵だった
止は進むという意味だった
此はそろっていない状態をあらわす
さかさまのアシはくりかえし、または上下移動
复がつけば大きいこと、ふえることと思えばいい
両足の絵は動くことをあらわす
粦は小さな火がつながるようにくっつくこと
韋は反対方向の足をあらわす
毛皮ははぐもの、つつむもの
毛は求の一部分
動物の皮は火でかわかしてピンと伸ばす
肉は食べたり、そなえたりする
古い肉とは何のことか
本当の祭は静かに居つくこと
ホネは固くて、細かくて、しかも動くもの
バラバラの骨は死体も意味する

付記・漢字は絵にするとよくわかる　馬のぬしがなぜ車をとめるの？（馬＋主＝駐）
付表・多くの漢字の中に使われている絵
参考図書