「わいせつコミック」裁判~松文館事件の全貌! 無料版 for Android
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【内容】 ━━━━━━━━━━━━━
マンガがわいせつ罪に問われたわが国出版史上初の裁判劇。日本からエロマンガが消えてしまうのか。弁護側意見証人に著名人が次々証言台に。
○青少年に及ぼす「悪影響」を理由に性的メディアを規制することには科学的根拠がない…………宮台真司氏(社会学)
○『蜜室』は青少年条例で規制されるべきで、刑法175条の「わいせつ図書」にはあたらない…………園田寿氏(刑法学)
○マンガによって喚起された欲望が実際の女性に向かうことはほとんどありえない…………斎藤環氏(精神科医)
○刑法175条は憲法違反。公権力が「表現の自由」を規制することは許されない…………奥平康弘氏(憲法学)
○作品としての『蜜室』を精密に分析すれば、性器描写には必然性がある…………藤本由香里氏(評論家)
【目次】 ━━━━━━━━━━━━━
出版史上初、「わいせつコミック」裁判はじまる
第1章【勾留理由開示公判】
逮捕・勾留の不当性を訴える
証言台の社長、摘発の不当を主張
第2章【家宅捜索・任意取調べ・一斉逮捕】
摘発に踏み切った警察の真意を疑う
一二日後、都内三ヵ所で一斉逮捕
不安と忍耐の留置所暮らし
仕事上、無視できない影響が随所に噴出
最後に闘う意志を鮮明にする
以後追加更新予定
第3章 第一回公判・今後の展望-弁護団の意気込みが伝わる初公判
第4章 第二回、第三回、第四回公判-検察側証人が証言台に
第5章 第五回、第六回、第七回、第八回公判-弁護側意見証人が証言台に
第6章 第九回、第一〇回、第一一回公判-だれもが無罪を確信した
エピローグ 不断の闘いこそが重要
【著者情報】 ━━━━━━━━━━━━━
長岡義幸(ナガオカヨシユキ)
1962年、福島県生まれ。福島高専卒、早大2文中退。出版業界紙記者を経て、フリーランス(インディペンデント)記者。関心分野は出版流通、表現の自由、子どもの権利ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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